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そもそも理事の4割を女性にしようって話がまず女性差別であり男性差別であると問題になってない時点で終わってると思うんだけど、どうですかね？
なんか国内だけでなく海外でも男女比や人種比を同じにしようみたいな動きってよくもてはやされると思うんですけど、それってまずどうなの？
たとえば理事の枠が10人だとして、超有能でたまたま男だった人が10人いて、超無能でたまたま女だった人が5人いたとして、「男女比を“平等”にしましょうね」という謎配慮で有能男5：無能女5という理事会になったら、有能で努力してきたのに「男だから」漏れた男性5人にとっちゃ立派な男性差別だよね。
ただ、ニコニコ運営座談会にドワンゴに呼んでくださったときに、誘う友達を3人ほど男子を選んだあと、せっかくだからもう2人は女子にしたほうがいいかなと深い意味はなくなんとなく男女の均衡を図ろうとしたのも、この理論だと立派な性差別になってしまうよな。
誰かを誘ったりメンバーを構成しようとするとき、それぞれの能力や後天的属性がそんなに差がないとき、男子多めだから次は女子にしようとか、白人多いから次は黒人にしておこうとか、そう考えるのって割と普通な気がしてきたので、正直なんとも言えなくなってきた。
affirmative actionがめちゃめちゃ難しい問題だということがわかった。
本質がわかっちゃいない。「女だから」「白人だから」という理由で人を区別することがアウトなんであって、無理やり「女だから」という理由で理事になれるのなら立派な女性差別だし、順当にいけば能力があって理事になる権利が与えられたはずなのに「男だから」機会を奪われている点で立派な男性差別だ。